理 念

"いい家"とは何か。
その答えは人それぞれ、十人十色でしょう。
私たち野澤建築の考える”いい家”とは、
一言で言えば『長持ちする家』のこと。

本来、日本人にとっての「家」は、単に雨風を凌ぐための建物ではなく、子へ、孫へ、何世代にもわたって引き継がれる、いわば家族の象徴です。
そのため、建てた家が100年、200年と長持ちすることは、決して特別なことではありませんでした。
ところが高度経済成長期、急激に増加した住宅需要に対応するため、徹底した家づくりの合理化と均質化が行われました。
家は製品として購入できるようになった代わりに、自動車や家電のような、30年、40年で寿命が訪れる耐久消費財となってしまいました。

家族の象徴であり、心の拠り所である家に寿命があっていいはずがありません。

当社では、住まう土地の気候・風土を考慮した
日本の伝統的な家づくりを受け継いできました。
もちろん間取りや外観デザイン、生活空間としての機能性や快適性といったニーズを満足させ、
その上でいつまでも家族の暮らしを支え続ける〝いい家〞をつくっています。

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